MASA@白血病→記憶障害

61歳で白血病になった。

11月17日(火曜日)/リレアにてリハビリの日

 早朝、4時15分に尿意にてトイレに。一度、目が覚めましたから、30分間ほどベッドにて昨日のメモ書きの見直しや、最近1年間ほどの出来事、自分の行動を再度チェック。

 病気治療中とはいえ、思い出せない部分が多々あり、少しでも多くの記憶を手繰り寄せことができればと願い、あれやこれや断片的な場面を頭に思い浮かべてみました。

 うとうとと寝たり起きたりを繰り返しながら、いまの自分の脳にできる範囲にて記憶を呼び戻すことを試みてもいました。そうこうしていましたら、午前7時半となり、妻から朝ごはんのお声かけ。朝食を早速に済ませ、8時20分出発予定時刻まで、お出かけ準備などで時間を過ごす。

 いつものように、池田さん運動の車にて8時50分にはリレアに到着。温かいお茶をいただき、参加者の方々とお世話になる担当者に挨拶。本日の参加者は男性4名に女性5名。

 脳活性化のため、まず数字確認シート問題から始められました。このゲームは一枚の紙面に無作為に1から10までの数字が散りばめられ、その中から、例えば4、7、9など、特定された三つの数字を数分間のうちに、例えば3分間にいくつ見つけられるかというもの。

 時には四つの数字、さらには5個の数字を探す設定もあり、はじめのうちは、ほんの数個しか見つけることができませんでした。何とか、4、5個ぐらい見つけることができれば上出来な方で、いまの自分の脳機能や識別能力の低さにがっかりさせられました。

 そうこうしていますと、10時過ぎに"機械式お風呂はいかがでしょうか"と突然のお声がけが。お断りする理由はありませんから、"はい、ではそのようにお願いします"、心の準備も何も無いまま、担当の女性、おばさまに、あれよあれよという間に丸裸にされシャワー式の入浴に。

 また午前10半から、"はーい、皆さん、これからラジオ体操を始めます"となり、これまた、急遽、全員参加の招集がかけられてます。さらに、次には、"今日は何の日?"などのクイズ大会に移りました。

 この事左様に、一日のスケジュールがまったく決められていませんから、各自の課題と手作業は、たびたび中断させられるケースが実に多くあります。

 個人の希望として、例えば、参加当日の日程が一時間ごと決められていて、あらかじめ本人にスケジュール表が手渡されていれば、もっと効率的に楽しい時間を過ごすことができるのに、たいへん残念なことだなあと思います。

 まあ、いまの場当たり的な運営の仕方では、到底、無理な相談でしょう。施設側の陣容をつぶさに観察しますと、これまた、多くを望むことはできません。タイムマネジメントなど、時間管理の方法、効率性などについて、まったく注意が払われていないようですから。

 正午過ぎには、昼食となり、また午後2 時過ぎからはコーヒーブレイク、さらには3時20分ぐらいからは、ラジオ体操や音楽に合わせての柔軟体操が行われました。

 本日は、午後3時半ぐらいから、それぞれの契約時間に沿ってなのでしょう、各自、順番に送迎の車にて帰宅の途に。私は最後のひとりとなりました。はい、本日もお疲れ様でした。