MASA@白血病→記憶障害

61歳で白血病になった。

リハビリ施設での一日

 昨夜は午後10時にベッドに入り、すぐに眠りに落ちていました。いつもより疲れていたというわけではありませんが7時間ほどの睡眠をしっかりと確保できました。

 今日、木曜日はリハビリ施設、リレアで過ごす予定の一日です。午前8時25分、自宅マンション駐車場前、お約束の場所にお迎えの車がやってきます。送迎サービスを受け始めて、すでに3ヵ月が経っていますから、ドライバーの池田さんとは顔見知りです。途中、他の参加者を拾って施設に向かう日もあります。

 道が混んでいなければ、30分ほどのドライブです。当日、出席が何人となる予定で、参加者のうち男性女性の割合はどんな感じか、などのやり取りがあります。

 目的地に到着しますと、まず、うがいと手洗い消毒があり、このところ大流行のコロナウイルス予防の対策をしっかり行います。出席者の座る席はおのおのの勝手ではなく、早いも勝ちでもありません。それぞれ予め決められた机を指定されます。

 スタッフの裁量でしょうが、同じテーブルに、誰と誰が一緒に隣り合わせに座るのが好ましいか、または参加者全員が一番楽しい時間を過ごすことができるようにといった、そんな観点から座席が決められているようです。

 ですから、毎回、同じ方と必ず隣り合わせで座ることはありません。それぞれの方が異なる人とお話をする機会となり、脳の活性化にもつながっているかもしれません。今日は大手カメラメーカーの重役さんが私の隣となりました。

 昼過ぎに、女性スタッフの引率にて、施設のご近所の散歩に出かけました。五人のグループで往復30分間ぐらいの、ゆっくりした歩行訓練となりました。室内のリハビリ運動以上に身体を動かすことができ、体調回復や体力増強に役立つことを願っての外出でした。

 昼過ぎ、ランチを済ませた後、カラオケ大会となり、古い歌謡曲がほとんどですが、皆さん、好き勝手に歌声を張り上げていました。有名な歌手が歌うのとはまったく違い、到底、同じ歌と思えないほどです。誰もそんなことを気にしてはいません。音程やメロディなどは関係ありません。とにかく、出来る限り大きな声を張り上げて声を出すことが、健康維持のためには大切なのですから。

 午後3時半過ぎには、ひとりふたりと、各自の希望や都合にて、順番に帰宅の途に就きます。午後5時前には私は最後の1人となります。各参加者の健康回復、体調管理、さらには体力復活を願ってのリハビリ施設での一日は終わりました。