MASA@白血病→記憶障害

61歳で白血病になった。

11月12日(木曜日)

 午前7起床、8時25分に、いつものようにお迎え迎えの車、池田さん運転にてリレアへ(池田さん、浄土宗の僧侶さん)へ。本日の参加者は女性6名、男性4名、なかなかの大盛況?な感じ。9時半過ぎには、池田さんと一緒に施設の近所周辺のお散歩、3,000歩。

 10時にはメモ書きの書き込みや整理をして、10時半からカラオケが始まり、皆さんと一緒に、勝手気ままに大声を張り上げる。音階や歌声など気にする必要もなし。

 ただ、たいへん残念なことに、一日の中での予定、日程表が、それぞれ用意されているわけではありませんから、突然、さあ次にシャワーを浴びませんか、または、"はーい、これからクイズ大会を始めます"と、お世話係の声がかかったりします。

 参加者の気持ちや希望などが考慮されることがないようですから、塗り絵、カラオケなどが、何の前触れもなく始められることもしばしばです。

 ですから、それまでの各自が行っている、例えば体の体操運動や手作業を中断しなくてはならなくなったりします。もう少し、各参加者の一日の予定が、その当日の朝に伝えられていたら良いのに、そうしましたら、リハビリの効率がもっと上がるのではないかと、ひとり勝手に思ったりもしています。

 例えばですが、本日は午前11時から、髙橋さんは機械式シャワーの利用の順番となっていますと予めわかっていましたら、衣服を脱ぐといった心の準備もうまくできますのに。

 また、シャワーを浴びたあと、11時45分ぐらいから、ランチ前の口腔体操が始まります。食事をしっかりと歯で噛むことができるようにとの配慮からですが、しかし、この体操が、いつも決まった同じ時刻に始まるわけではありません。正午近くになりますと、まったく唐突にこの体操が始まることになりますから、これもまた厄介なものです。

 ただ、幸いにも、本日は食欲が復活?してきているのかもしれません、用意された食事のほとんどを食べ切りることができました。早期の回復を願わずにはいられません。

 12時半からメモ書きの見直し、歩行運動1,700歩をしました。午後2時からコーヒーブレイクとなり、ロールケーキをいただき、この時間になりますと、帰宅予定の人がひとりふたりと施設を後にします。

 午後3時前の時点で残っていたのは、女性4名と男性は私一人となりました。その後、歩行運動にて5,100歩、一日の合計が10,000歩、午後4時半過ぎには自分の帰宅の順番となりました。

 こうして、リハビリ施設での滞在時間は終わります。帰宅途上、送り迎えの車に座り、流れゆく車窓からの街並み、晩秋から初冬の景色を眺めていました。少しでも早く体調の回復が適えばと願いながら、"もう少し、もう少しだ、頑張れ"と自分に向かい、叱咤激励していました。