新しい月を迎え、暑い日が何日も続いていました先月、9月から一転、季節は一気に秋に移り変わりつつあるようです。今日の最高気温は30度を超えていません。
身体機能回復の訓練のひとつに歩行があります。私は妻との約束で、一日に一万歩を歩くようにしています。ですから、天気さえ良ければ、リハビリ施設で過ごす時間の中で、まだ涼しい午前中に街並みの観察を兼ねて、あちこちと歩き回ることにしています。今日は、他のメンバーにもお声かけをして、総勢5名人で近くの公園まで散歩に出かけました。
また、雨の日には、施設ビルのフロアーを隅から隅まで歩くことにしています。歩数を稼ぐため、同じコースを百回、二百回と、コマネズミのごとく繰り返しぐるぐると回ります。
今日は天候に恵まれましたから、散歩に出かけた道々、さらっとしたさわやかな空気に取り囲まれ、秋が近くまでやって来ているな、そんな確認をしていました。今年は酷暑を経験しましたから、気候が涼しくなることは大歓迎です。夏から秋へ、四季の変遷の一場面を肌でしっかりと感じることができました。
大自然の変化は時の流れに従い、まさに暦は今日から新しい月、10月に入っています。自分の健康状態はまだまだ予断を許しませんが、今日のような大自然の変わり目に出会うことができ、たいへん幸せな気分にもなりました。
散歩での時間は、病身ながらも、生きていることの、その価値と楽しみを見出す瞬間でもありました。早期の完治を目指し、これからも、さらなる機能回復のための訓練は続きます。
