午前中、ゆっくりと過ごす。午後には、週に一度の網島の郷でのリハビリ。体調と脳機能の働きが正常に近い状況に回復しつつある自分には、この施設が少しずつ場違いな感じがしてきてならない。参加者の多くは、自分の親の世代以上の年齢の方々ばかり、指導される体操運動のほとんどは、当然のことながら、ご年配の老人を対象としたもの。さらに脳トレで出される問題は、小中学生へ出される内容レベルで、どれもこれも稚拙なものばかり。
この施設での時間は、まったく自分には不向きで無駄なものに思えてきている。最近、特に、その思いが強くなっている。確かに、手術と入院治療のすぐ後では、このような施設が適していたかもしれない。しかし、現在のレベルまで回復している身には、このようなリハビリ施設での時間は苦痛以外の何ものでもない。また、同時に、そのように考えることができる自分の身体と脳機能は、しっかりと回復してきている証(あかし)に違いないと思える。
お昼過ぎ、お出かけ準備をしてお迎えの配車を待つ。本日の運転手(久我さん)にて施設へ、予定の参加者が集まったところで、午後1時45分、リハビリ運動が始まる。毎回、同じメニューにて、それぞれに身体を動かす。
(運動項目)
全員にて身体ほぐし準備体操
全員にて天井からの両手赤ロープ運動
両足踏み込みマシーン
両足プレスマシーン
モグラ叩き
両腕引っ張り運動
ウォーターベッド
両足マッサージマシーン10分/圧力8
室内歩行
(脳トレ項目)
バラバラ絵柄
クイズ大会/名産品、農作物や観光名所から都道府県名を当てるクイズ
お世話係の方々は、女性の松尾、宮地、高、本橋、坂本、男性の山本、久我さんたち。
午後4時20分、各自それぞれに体調チェック/血圧63-96、脈拍72、また、連絡帳の受け取り、次回利用日の確認をしてから帰宅準備の配車へ。
夕方、午後5時15分、帰宅。シャワー入浴の後、テレビニュース番組を見ながら夕食。食後に歯磨きをして、夜7時半過ぎにベッドへ。一日の振り返りをしてから就寝。
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