MASA@白血病→記憶障害

61歳で白血病になった。

気分を新たに、軽やかに。

 8ヵ月間の入院生活を終え、再び、自宅での生活が始まりましたのは、3ヵ月前のことです。来月の10月18日は、1年前、病気治療のため北野病院に入院した日に当たります。

 振り返りますと、病身とはいえ1年の歳月は過ぎてしまえば時間の経過としましては、まったく早いものです。しかし、病気治療の内容からしましたら、それはそれは過酷なものだったことが思い起こされます。急性リンパ性白血病を患い、数回ほど、生死の境を彷徨うぼど重篤だったと聞いています。

 ここまで体調が回復できましたのは、"あなたには、もう少し生きていただかなくてはなりません、やってもらわなければならないことが、まだたくさん残っていますから"と、神様からの啓示を受けているようにも感じています。

 さらには、"あなたは、まだ死んではなりません、なぜなら、妻子への愛情がまだまだ足りていません"などと注文が付いているからです。家族のことをまったく顧みず、これまでただただ自分本意で勝手気ままに生きてきたことへの償いでもあります。悔悟の念があります。

 それほどまでに深刻に考える必要はないかもしれませんが、いまの自分には反省すべき点が多いことは確かです。不測にも、大きな病気に罹ってしまい、いまだその治療過程にある事実は、自業自得としか言いようがありません。

 このことを再認識した上で、これからの日々を家族のために生きていこうと意を新たにしています。これまでの身勝手な自分と決別し、気分一新、軽やかに笑顔の自分で暮らしていくことにしました。