MASA@白血病→記憶障害

61歳で白血病になった。

復調を目指して。

 いまだに記憶力に難ありですから、日々の日程と行動パターンを文字に書いておくことにしています。退院後、妻からはもう何十回と繰り返しアドバイスされているところです。

 治療中の病気、記憶力の低下を理由に、"物忘れ"が許されるものではありません。物事や出来事を脳の記憶に上手く残しておくことができませんから、できないなりに、例えばノートにメモ書きをすることが当然必要となっています。

 これまでに、この地道な作業、メモの書き付けさえ忘れてしまっていたことは否定できません。自分の病の症状がそんなに悪い状態にあるなどと決っして認めたくない、そのような身勝手で意固地な自分が邪魔をしていました。無意味な意地を張っていたことを深く反省しています。

 ですから、妻からの有難い助言に沿って、その日その日の行動を時系列に書き付けることを心がけています。実際のところ、そうでもしない限り、いまだに半日前の行動すら思い出すことができないのですから、メモ書き作業を続けることの、その大きな意味を痛感しています。

 今朝は午前5時ぐらいにトイレに、またその後、再度、睡眠をとりました。日曜日ということでもあり、午前9時過ぎまでベッドでゆっくりしていました。

 起床後、ラジオ体操、そして朝食には、ヨーグルト、野菜ジュース、スライスされたキーウィと柿、ウインナーソーセージ入りのコッペパンが用意され、美味しくいただきました。

 午前中には、テレビにてニュース報道や昔話の物語の作品を鑑賞。室内歩行も3,200歩、正午からテレビニュースを見て、午後1時過ぎから、再度、室内歩行、その後に2回に分けての歩行訓練、午後5時までに一日の目標の10,000歩を達成できました。

 体調の優れない日には、弱気な自分が現れますが、そんな時こそ、決っしてこの病気に負けてはいけないと自分を奮い立たせています。治療期間に衰えてしまった記憶力の補完には、しっかりとメモ書きにて脳細胞を活性化させ、また、体力増進のためにたくさん食べるようにして、さらには室内歩行を含め、一日一万歩の歩数目標に励みたいと考えています。

 これらの日課すべては、この自分の再起動には欠かせない内容です。自分自身の完治への強い姿勢こそが求めされていますから、自らを奮い立たせなくてはいけません。メモ書き、リハビリ運動を継続し、より確実な復調を期したいと、先ほど一万歩の歩行を終えたところです。