深夜、ふと目が覚める。最近の出来事へあれこれと考察。幸運、不運の両方の日々が織りなす波瀾万丈の人生、どのようになろうとも自己責任、自分らしく自分なりに生きよう、と改めて思う。白血病、難病から急死に一生を得て、命がつながっている。この上ない幸運に、妻をはじめ、担当医と病院での看護師さん、すべての方々に感謝、ここに私は生きている、本当にありがたい。明け方、久しぶりにいくつか句作。かつてのように脳機能が働きはじめてきていることを実感。
起き出して
啓蟄の朝
再起動
空見上げ
啓蟄の日に
さあ行くか
啓蟄に
命存(ながら)え
いま、一歩
難病に負けるものかと
拳(こぶし)上げ
高ぶる気合い、みなぎる血潮
まだまだだ
命の限り生きたしと
決意の朝はまた清々し